数年前からじわじわと注目されている
2拠点生活(デュアルライフ)。
そして、私たち親子も、東京と実家(地方)を3ヶ月に1度、
3〜4週間ほど行き来する暮らしをしています。
都会の便利さとスピード感。
田舎の自然と人のあたたかさ。
そんな両方の良さを娘にも感じてほしいし私も心がほぐれる、
と始めたこの暮らし。
そこで、一番悩んだのは
子育てと仕事をどう両立するか、
その要になる「保育園はどうするのか?」ということでした。
結論から言えば、「保育園の2拠点利用」はできます😁
この記事では、実際に私が取り組む
保育園の制度を活用した2拠点子育ての方法を、具体的に紹介します。
2拠点生活のスタイル
普段、東京で娘は保育園に通い、私は夕方まで主にリモートワーク。
一方、実家(片道4時間の地方)では、
地元の保育園に預けながら、同じように在宅で仕事をします。
「そんなことできるの?」と驚かれますが
実際には認可外の保育園の“一時保育”や“短期利用”の制度を活用すれば、
実家滞在中にも保育園利用は可能です。
この暮らしが、子どもにも親にも“ちょうどいい余白”をくれています。
都内の便利さ vs 田舎のあたたかさ|両方感じる子育て
そして、東京は本当になんでも揃ってます。
おもちゃカフェ、屋内施設、公園、英語リトミック…。
四畳半的な感覚で都内は“超便利”です。
一方で田舎は、基本遊ぶものがない。笑
あるのは畑と山・川、そして牧場。たまにヤギ…🐐

でも、そこには違った豊かさがあります!
じいじばあばと畑の野菜収穫🌽
山から流れてくるキンキンに冷えた綺麗な川遊び⛰
近所のおばあちゃんが娘の名前を知っていたり、
見知らぬおじいちゃんが「昨日も会ったねぇ」とニコニコ話しかけてくれたり。
(…初めて会ったけど?笑)
娘に、と野菜を持ってきてくれたり。
そんな“ゆるやかだけど濃い人間関係”
が子どもにとっては刺激であり安心でもあるのです。
「豊かさ」は、便利さよりも“人とのつながり”の中にあった
実はこの“人との関係”が、
幸せに生きるうえで最も大切だと証明した有名な研究があります。
🔹 **ハーバード大学の「成人発達研究」**によると、
80年以上にわたる追跡調査の中で、「人との良好な関係こそが、長く健康で幸せに生きるカギ」だとわかったのです。
また、お金や名誉よりも、
「誰かに名前を呼ばれる」「ちょっと世話を焼いてもらう」ことが、
実は私たちの心を満たしてくれるのだそうです。
そして、娘が、私の両親や近所の人たちと自然なつながりを持ち、
誰かに愛され、誰かを思いやる体験を重ねていけたら
将来どんな環境にいても
“自分を大切にできる軸”になると思っています。
荷物は送る!移動は“手提げ+娘”のミニマル旅
よく「3週間も行くのに荷物どうしてるの?」とよく聞かれますが、
実は、我が家はすべてヤマトで事前に郵送。
まずは、服・おむつ・パソコン・資料などをまとめて送ります。
最近はパソコン専用便もあるので精密機器も安心!
そして、その結果、
移動日は【手提げバッグ1つ+娘】というミニマルさ。
見た目は近所の公園行く親子!笑
これ、かなり身軽で子連れ移動のストレスが激減します!!
「保育園2拠点利用」は可能?→一時保育制度を使えばOK!
ようやく、本題に入ります!
「東京の保育園に通ってるのに、実家の田舎でも預かってもらえるの?」という疑問。
答えはYES。
実家の認可外保育園で実施している「一時保育制度」や「短期保育制度」を使えば、実現可能です。
🔸一時保育とは?
保護者の就労・リフレッシュ・通院・冠婚葬祭などで一時的に保育が必要な場合に利用できる制度。
中には「在宅ワーク」も就労理由として認めてくれる自治体が増えています。
保育園2拠点利用の具体的な流れ
私が実際にやっている手続きをステップでご紹介します。
① 実家の自治体や希望の園に事前連絡
まずは、実家近くの認可外で「一時保育」を実施している園を探す
園に直接電話します。
- 利用可能年齢・定員
- 利用できる曜日・時間
- 給食の有無
- 事前登録の要否(面談)
- 料金(例:1日2000円など)
さらに、この段階で
在宅ワークでも可能かどうかも確認します。
② 面談・書類提出
そして、初めて利用する場合は、事前面談が必要です(私の地域の場合)
提出書類は以下の通り:
- 利用申請書
- 母子手帳コピー(予防接種ページ含む)
- 健康保険証・医療証のコピー
- 緊急連絡先
- アレルギーや既往歴の申告書
- 就労証明書(任意様式でも可)
実際に、私の場合は自分で在宅就労証明書を作って
提出しています(WordでOKな場合も)
③ 利用希望日の提出(できれば1ヶ月前まで)
一時保育は予約制・先着順のため、なるべく早めの予約が安心!
そして、私は3週間滞在のうち
週3日程度を保育にしてもらいます。
実際の地方保育園ってどんな感じ?
なんと言っても
東京の保育園と比べると、とにかく広い・のびのび。
(先生ものびのびして緩やかな感じ。笑)
これこそが、都内にはない羨ましいポイントですよね🥺
ここは改めて更新・写真も追加してお届けしますね^^
都内の認可保育園はどうなるの?
ご安心を!
都内の保育園は「長期帰省」や「家庭保育」で
一定期間登園しなくても、退園対象にはなりません。
また、一時保育を使っても、在籍はそのまま。
園に一言伝えておくだけでOKです
(でも、お休み期間中の都内の保育料は変わりません)。
2拠点生活 × 子育て × 仕事。可能にしてくれた制度たち
- 一時保育を使えば、田舎でも子どもを安心して預けられる
- 在宅ワークでも“就労証明”として受け入れてもらえる自治体が増加中
- 東京の保育園は在籍のまま維持でOK
そして、最初は不安もありましたが、
今では制度を知ることで「できること」が増えた感覚です!
まとめ:子どもにも、自分にも、心が整う「2拠点子育て」
都会で働きながら、田舎で一息つく。
そして、その間子どもはどちらの土地でも保育園で元気に過ごす。
2拠点生活と子育ては、「追われるだけの生活」を手放せる暮らし方。
「すごいこと」はしておらず
でも、制度を調べて、小さな選択を積み重ねているだけでもあります。
少しでも「やってみたい」と思っているママにとって、
この体験がヒントになれば嬉しいです。
参考まで:デュアルスクール制度などもあるようです。
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