孤育て対策は妊娠期から始まっている|“関係資本”を創ろう!

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子育てお役立ちサポート

最近、お家のお風呂が壊れてしまい
1歳の娘と銭湯へ行くことになったmikuです。

いま、子育てで孤独を感じる人が7割以上‼️
なんとも苦しくなってしまいますね…

先日訪れた地域密着の銭湯。
そこには「孤育て」になりにくい世界がありました。

娘を連れて初銭湯ドキドキしていたのは私の方。
娘は見知らぬおばあちゃんたちに囲まれて大喜び👶

そして、代わる代わる声をかけてくれ
遊んでくれたり、着替え場所を案内してくれたり。

「大変だろうけど、かわいいねぇ」と話しかけてくれたり。

その光景を見ながらふと
「昔は、こうやって地域の人と一緒に子育てしてたんだな」と。

昔のママたちが育てていた「4人・5人」の子どもたち

昭和では3〜5人きょうだいは珍しくありませんでした。

けれど、今の私たちは子ども1人でも「ハードル高っ!」と感じることがあります。
家事、育児、仕事…

どれも全力投球しなきゃいけないように感じて、疲弊してしまう。
昔と今で何が違うのか?

それは“関係資本”にあるように感じます。

孤育てに必要な関係資本とは?

社会関係資本(ソーシャルキャピタル)」とは、
家族・親戚・地域・友人・仲間など、社会的なつながりから
得られる支えや安心感のこと。

なんと、お金(金融資本)、学歴やスキル(人的資本)と並んで、
今注目されている“生きる力”の一つです。

孤育ての写真

昔は、近所のおばちゃんが子どもを見てくれたり、
困ったらすぐ祖父母が駆けつけてくれるような関係性がありました。

  • 「おっぱい出てる?」「これ食べてみな」
  • 「上の子預かるから、下の子連れて行きな」
  • 「今日はうちでご飯食べてきなさい」

こういう声かけが
ごくナチュラルに存在していた孤育てにならない社会。


孤育てママたちが苦しい3つの理由

そして、孤育てママが「しんどい」と感じる背景には、
以下の3つの要素があります🥺

① 核家族化と地域のつながりの希薄さ

昔のように祖父母と同居していない家庭が大多数。

さらに、都市部では隣に住んでいるのかもわからないことも多く、育児中に孤独感を感じやすい…。

②情報過多な社会と監視の目

そして、育児書・SNS・保育園のアプリ通知…
「泣かせちゃいけない」「離乳食は手作りがいい」
「発達に合ったおもちゃを選ばなきゃ」など。

“ちゃんとしなきゃ”という情報がめちゃくちゃあふれています。

また、少子化なので監視の目が多い。

会社でいえば
「現場で実際に動く人がどんどん減って、
管理者からの評価や意見だけが増えてる状態」に似てるなと思うんです。

なかなか過酷ですよね

③ ワンオペ・キャパオーバーの毎日

共働き世帯が増える一方で、育児と家事の比重は母親に偏りがち。

また、夫婦の家事分担に関する平均的な時間については、
日本の総務省「令和3年社会生活基本調査」などのデータが参考になります。

✅ 平日の平均家事時間

家事関連時間約41分約3時間44分(224分)

✅ 休日の平均家事時間

家事関連時間約1時間23分約4時間18分

実際に子どもが熱を出せば保育園から呼び出され、
リモート会議の合間に授乳や離乳食を用意。

寝かしつけ後にメール返信…
まるで「ひとり何役もやってる」状態のママたち。

どうすれば関係資本を育てられる?

そんな私が考える答えは、「ゆるやかにつながること」です。

✔ 地域のコミュニティに足を運ぶ

例えば、銭湯や児童館、図書館など、
昔ながらの「人の温かさ」が残る場所に、関係資本の種があると感じます。

そして、マダムたちは気さくで赤ちゃんに会えることを喜んでくれてます👵

何かをしてもらうことだけが目的じゃなくて、
存在を認め合える空間に身を置くのも1つですね。

✔ サポートを“投資”と捉える

保育園やシッター、産後ドゥーラの活用は「サボり」ではなく「ママの体と心を守る投資」。

頼れる人やサービスを持っておくことは、“育児の保険”!!

私の中では(夫以外で)「関係資本」で
非常に大きい割合をしめるのはこういったサポーターたちです。

✔ オンラインのゆるいつながりもOK

さらにインスタやXなどで
同じ悩みを持つ人とつながれるのも、現代ならではの関係資本。

直接会わなくても、ちょっとした
言葉のやりとりが「私だけじゃない」と思わせてくれますよね。

子どもにとっても“関係資本”は宝物

大人が笑顔でいられることは、子どもにとっての安心安全基地。

また、育てる人が1人じゃない環境は、
子どもにとってもストレスが少なく、感情の安定につながりそうです。

「いろんな大人に可愛がられる経験」は、子どもの自己肯定感にもつながるので
ベビーシッターや産後ドゥーラを積極的に活用するのは
子供のためにも良いと思っています。

最後に:子育ては“誰とやるか”で変わる

昔のママたちは、3人・4人を育てていたけれど、
どうやらそれは社会の背景含めて“1人で全部やっていた”わけではなさそうです。

いろんな人の手を借りて、
声をかけてもらいながら、「一緒に育てていた」のだと思います。


そして、人に頼ることも、支えてもらうことも
子育ての一部で、疲れたとき

「この子のためにがんばらなきゃ」ではなく、

「この子のために誰かに頼ってみよう」と思えるようになれたら
子育ては、もっと楽しく、もっとあたたかくなると思っています。

この記事が、孤育てにがんばっている
誰かの“ほっとできる居場所”になりますように💫

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