妊娠中の女性経営者|仕事と体調のリアルな両立の工夫

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自分らしく働く、仕事とキャリア

こんにちは!睡眠コーチのmikuです。

私はいま企業向けに「睡眠」を起点に

食事や疲労回復など従業員に向けた健康サポートをしてます。

女性の働き方についてや、妊娠や出産も経ても

やりたい仕事をどう続けるか?ということは、これまでもずっと考えてきましたが

私自身が妊娠を経験しながら改めて今の環境や働き方

そして好きな仕事ができて本当にありがたいと感じてます。

女性のライフステージと仕事の継続

と同時に女性の仕事と働き方において、自分の得意な仕事ややりたい仕事内容を選んで

妊娠〜出産を経て〜復帰までを継続的に社会と関わり続けられるのは、

まだまだ一部の人だけのものかも、とも思います。

特に私は今の仕事を始める前は、パーソナルトレーナーとして活動をしてました。

この仕事を女性が結婚や出産を経てキャリアを積んでいくと考えた時に

 ▶︎必ずスタジオなど対面の場所でのサポートが必要

 ▶︎対面で技術を提供する(負荷をかける、ストレッチ、トレーニングのポイント指導)

この2つは必ず必要になってくるので

 ✔️自分の身体が元気じゃないと仕事にならない

 ✔️場所が固定される(店舗)

やはり結婚や子供ができると仕事の継続が難しくなる、ことを周りの同業の人を見ながら
感じていました。

そして業界的にも産休や育休が整っている会社はもちろん少ないし、

技術と労働集約型の働き方をしている限りはどれだけ好きな仕事でも

継続するのがかなり厳しい日が来る、ということも感じていました。

だからこそ、今のスタイルや働き方を一緒に作りながら
世の中のビジネスパーソンの健康・コンディションサポートができているのは
本当にありがたい限りです。

と言うことで私の「妊娠初期〜後期の体調と仕事の状況・対策」について
同じように働く妊婦さんやこれからの方の事前準備や参考になればと思いお届けしていきます!!

戦闘能力は、正直50%以下になる

 私の場合は初期や後期の両方ともつわりがあって、胃の圧迫などで常に気持ち悪さや
 食事をした後に吐き気などがある状態でした。

 よく聞く「安定期」という時期はありますが、妊婦に「持続的な安定期」は無
 等しいと思っている方が良い。と思うくらい
 安定はなかなかありませんでした。(人によりますが、、、)

 なのでこれまで通り仕事もするぞ〜〜〜!!と思っていましたが
 実際には「戦闘能力50%」あると良い方かも。。。という仕事のパフォーマンスでした。

 ずっと起き上がっている姿勢が辛い時も多い為、横に慣れない時間が続いたり
 企画や新しいことを作るなど人と話しながら集中しないといけない時間が2〜3時間続くと
 体力・集中力が続かなくなってきて、後期になるほどできないことが増えていく。
 という状態でした。

 なので対策としては(私の場合)
  ①クライアント相手に事情をお伝えした上でお仕事やミーティングをさせてもらう
  ②自分の仕事を引き継いでもらい、裏方仕事に変更
  ③可能であれば在宅勤務・テレワークをメインにする(私の場合は徐々に移行)
  ④大人数の前でセミナーや講演は変わってもらう

 という形で継続をさせてもらいました。

 改めて周りの方に頼らせてもらえて成り立ちますね。。。

思わぬ落とし穴!突然、体調不良がやってくる

 通勤や電車移動をしている人は、電車に乗る方も多いと思いますが、
 テレワークで商談できない場合は私も後期までお客様のところへ行ってました。

 たまたま隣に座ったサラリーマンの体臭?(タバコやいろんなものが混ざった匂い)が
 きつかった時は本当に体調が悪くなり、さらに満員電車になる時間帯は
「マジで助けてくれ〜😭」てなるので移動時間帯には要注意です。

対策としては
  ①商談の時間は昼前後に設定させてもらった上で電車移動する
  ②後期は動悸息切れも激しくなる為、1時間前には到着して空いたカフェなどで落ち着ける
  ③マスクやハンカチに自分の落ち着くアロマを垂らして持ち歩く
   (匂いにやられてしまいそうな時に使う)

予想以上に重たいスケジュール「妊婦健診」

妊婦になると定期的に妊婦検診が発生してきます。

初期〜中期前半(23週)までは月1回なので余裕なのですが
24週〜35週までは2週1回
36週から出産までは週1回

合計14回ほど通わなければいけません。

それも混み合う病院の場合は1回2、3時間〜半日時間が潰れます😱

病院にwifi完備され、テレワークスペースがあり、かつテレワークが可能な働き方の人は
スペースを確保できると待ち時間で仕事を進めることもできますが、
私が通っていた病院では私以外そんなことをしている人は誰1人おらず、、、、
こんな妊婦はもしかすると超少数なのではないかと感じざるを得ない瞬間でした。

対策としては
  ①待機時間がある前提でPCを持っていく&wifi環境がある場所を確保する。
  ②オンライン打ち合わせができる場所も事前に調べておく
  ③検診の間になるので細切れの可能なタスクや仕事を予定する

まとめ

改めて私の立場だからこそ(会社経営の為、権限や自由度がある)できることも多くあり、
会社側の制度によっては継続が難しいパターンも多いにあると感じています。
(特に必ず特定の場所に行かないと仕事ができない仕事にならないなど)

だからこそ働く会社を選ぶ、もしくは選べるくらい自分のスキルや能力を磨くと言う
私の周りの女性も、とても多いと実感しています。



これまで私自身、全く見えていなかった働く妊婦の体調や状況。
改めて思うのは、今まで男性と同じように働けることが
当たり前の土俵にいたんだ。と痛感しました。

私と同じように、仕事や働き方、ライフイベントに悩む方の参考になれば幸いです!

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